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◆ナオミの充填物語 ビフォー・アフター◆ VOL.0061 2012年1月号  
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 充填機のナオミ ━━┛


 今月のテーマは・・・・。


「  ご多分にもれず・・・・   」



代表取締役に就任してこの1月で1年が経ちました。

新生ナオミになって、まず行ったことは新しい経営理念を
作ることでした。
以前の経営理念には、自分の思いが入っていなかったので
代表交代したときは必ず作り変えたいとずっと思っていたのです。



全体会議を行い、みんなで自分たちの会社の理念を考えました。
試行錯誤の上、出来上がったのが次のものです。



一、 お客様に感動をお届するモノづくりを実現します。

一、 私たちはお互いを尊重し、人間力を高め合います。

一、 ナオミは世界に誇れる日本のオンリーワンを目指します。


この3つには、私の思いが全て詰まっています。
中でも2番目は、一番好きでもあり一番難しいものだと感じています。



経営者は、人のことで一番悩むとよく言われますが、私も
ご多分にもれずこの一年は、まさにこれがテーマの一年でした。



ナオミは、15名足らずの小さな会社です。
しかも、粒ぞろいの個性の強いメンバーです。
ですから、一人が及ぼす影響はいい意味でも、悪い意味でも
非常に大きいです。




新しい人が入って来た時には、どこの会社でもそうだとは
思いますが、微妙な波紋が起こります。
ナオミの社風に馴染んで波紋が納まるまでには、
短い時間で納まる時と時間がかかる場合があります。




でも変な言い方かもしれませんが、私は、すんなりと
馴染まない人の方がみんなに取っての学びの時だと思っています。
いろんな考え方、いろんな感性があって当たり前です。



でも、大事なのは、自分に取ってやり易い人かどうかではなく、
会社に取ってどうなのかを忘れずに考えることだと思います。



会社は基本、みんなが豊かになるために、社会に貢献するために
利益を追求していくための集団です。
だから、いかに会社に貢献できる人かどうかが最優先になります。


正直、人間ですからウマの合う人もいれば合わない人もいます。
だけど、何が大切かを考えたら自分の感情をコントロールして、
大人としての対応はできると思います。



もし、相手の人に理解できないなあと思うことがあれば、
きちんと自分の考えを伝えたり、あきらめずに話し合うことだと
思います。



その訓練は、自分のコミュニケーション能力を高め、
相手を思いやる心も育みます。
また、自分をコントロールする力を一番養うことになると思います。



だからこそ、すんなり馴染まない人はお互いにとって勉強となるのです。
苦労して分かり合えた相手は、逆にさらりと分かり合えた相手より
絆が強くなることもあると思います。




「最初は、嫌な奴だなあと思ってったんだよね~。」なんて笑って
言い合える日が来たら、本当にいいですよね。
その言葉は、相手を尊重したときに出る言葉です。
そしてお互いが、人間力が高まったことでもある証だと思います。


新米社長1年目は、ナオミで起こるいろんな出来事で心を痛めたり、
悩んだりすることもありましたが、みんなもそれぞれに成長してくれて、
どうやら絆が少しづつ深まりつつあるところです。



一緒にこの仲間とここでやっていくんだと言う腹の括りが
一人一人にしっかりと芽生えれば、間違いなくナオミは
強い会社になると確信しています。



日本の素晴らしい「和」を武器にして、チームワーク力のある
会社を目指し今日も頑張って行きます!!







●スカパーのビジネス、経済専門チャンネル 日経CNBCで
 当社のことが取り上げられました。
 
 ナオミの強みがおわかりいただけると思います。


 http://choujin.jp/corp/presentation.aspx?item=379&g=1
 

 
●先日、「覚悟の瞬間」というネット上の番組に私のことを
取り上げていただきました。

お時間のあるときに、一度訪問していただければうれしいです。
インタヴュー形式で自分が覚悟したときのことを話しています。

特に、子供さんをお持ちの方にはご覧いただきたいです。

http://www.kakugo.tv/index.php?c=search&m=detail&kid=46

 

●今までのメルマガも読んでみたいなあとお思いの方は
ナオミのホームページに掲載しております。
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