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◆ナオミの充填物語 ビフォー・アフター◆ VOL.0062 2012年2月号  
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 充填機のナオミ ━━┛


 今月のテーマは・・・・。


「   楽を選ばない     」

逃げ道がない時、じたばたしてもどうにもならない時
そんな時が人生の中では必要だと思います。




どこかに逃げる道が用意されていると、苦しくなったら
人は弱いのでそちらを選択してしまいます。
そうすると、頑張って乗り越えれば見える素晴らしい景色を
残念ながら見ることなく終わってしまいます。




特に、若い人には選択の余地がない状況は必要だと思います。
選択肢があるというのは、一見いいように思えますが
応々にして自分勝手な楽な道を選ぶので
実は踏ん張れる力を削ぐことにもつながっています。




欲深くなり、もっといいものがあるのではと
青い鳥症候群と化し、いつまでたってもふらふらして
ムダに時間を費やしてしまいます。




それがとても残念なことであると思うので、
ナオミでは、入社して来た人がここでやっていくんだと
腹決めして仕事に取り組めるような指導をしています。




ナオミに、入社して来た人の多くは一旦自信喪失に襲われます。
と言うのは、自分はほかの会社では結構イケテルと思っていたのに
ナオミでは、その自分を一度見直す作業があるからです。




その場しのぎの考えで、なんとかうまく立ち回って来た。
適当に相手に合わせて、トラブルを起こさないようにして来た。
自分がスタンダードで、人を批判する気持ちが常にあった。
自分を注意してくれる人が居なかった。(本当は、言わせなかったのかも)




そんな人は、相当考え方を修正しないと一緒に
やっていけなくなるので、その人のためにも、ナオミのためにも
最初に結構厳しく指導をします。




今まで問題なく行けてたはずなのに、ナオミでは通用しない。
根本から考えを直さないといけない。
今までの自分の価値観を捨てなければならない。
自分を否定されたような感覚に陥りますので、最初はとても辛いです。


その辛さから逃げようと思えば逃げられる。
だけど、そこで自ら逃げ道を断って、楽を選ばず、ここで頑張ることを
決めた人は間違いなく成長します。




初めはあまりにも自分が出来てないことに気付かされ、
自己嫌悪に何度も陥り、どうしていいのか分からなくなります。




一番大事な、「生き方」を学んで来てないので、それは当然のことです。
ナオミでは子供を育てるように、一人前の人間として通用する人に
育て直しをすることを大切に考えています。




ときには叱ったり、根気強く注意をしたり、励ましたり、
黙って見守りながら待ち続けたりします。




人間としてどうあるべきなのかがしっかり分かってないと、仕事を
しても伸びません。
小手先だけでやってしまおうとするので、当然頭打ちするときが来ます。




今の自分を受け入れ、本人が変わりたいと強く思い、努力し始めた
ときが成長の第一歩です。




今までの小さかった器が少し大きくなって、人の話が脳ミソに
入るようになってきます。その繰り返しを続けると、
今まで理解できなかったことが、だんだん分かるようになってきます。


たとえば、小学1年生のドリルしか解けなかった子が、
因数分解を理解できるような感じでしょうか。




そうなると、周りが見渡せるようになり、的を外すようなことが
なくなって来ます。
仕事が面白くなり、どんどん自分から進むようになって行きます。
明らかに顔つきも変わり、目に力が宿ります。




その成長を見ることは、私にとってはどんなことよりも嬉しいことです。
よくぞ、ここまで逃げずに頑張って来たなあと思うと感無量になります。


ある人が、一流になるためには人としての根本がしっかりしていていないと
なれないと言っていました。
仕事がある程度できるようになっても、その先の伸びは人間性が重要だと。
本当にそのとおりだと思います。




誠実であり、ひたむきであり、素直であり、足ることを知っている。




そんな人になって欲しいと私はナオミで働くみんなに願います。
成長することに貪欲でいて欲しいと願います。




そして、心豊かな深みのある人生を送ってほしいと切に願います。







●スカパーのビジネス、経済専門チャンネル 日経CNBCで
 当社のことが取り上げられました。
 
 ナオミの強みがおわかりいただけると思います。


 http://choujin.jp/corp/presentation.aspx?item=379&g=1
 

 
●先日、「覚悟の瞬間」というネット上の番組に私のことを
取り上げていただきました。

お時間のあるときに、一度訪問していただければうれしいです。
インタヴュー形式で自分が覚悟したときのことを話しています。

特に、子供さんをお持ちの方にはご覧いただきたいです。

http://www.kakugo.tv/index.php?c=search&m=detail&kid=46

 

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