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◆ナオミの充填物語 ビフォー・アフター◆ VOL.0060 2011年12月号  
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 充填機のナオミ ━━┛


 今月のテーマは・・・・。

「  心のトレーニングをしよう!  」


私の育った家は、父(先代)が暴君だったので家族は、
父の機嫌を損なわないことを第一に考えた行動を取っていました。
ですから、子供が意見を言うとか、反抗することは
あり得ない家でした。



育ちに影響された性格は誰にもあると思いますが、
私の場合は、いい子でいる、争いごとを避ける、我慢する、
と言う性格が知らず知らずのうちに培われてしまっていました。


友達の中で、強い意志を持ち、筋の通ったことを冷静に
きちんと言える人がいましたが、その人は私の憧れでした。



いい子ちゃんで生きて来た私は、自分の意見を言って、
嫌われないだろうかと不安になるので、人の意見に
適当に合わせてしまったり、変に謙ってしまったりしていました。


それはとてもしたくないことなのに、そうしかできない自分に
コンプレックスを感じていました。



私の学生時代の友達は、口をそろえて私のことをこう言ってました。
「あなたは、明るくて元気!なんの苦労もなかった感じがする。」



ただ、いい子を演じていただけなのに・・・。
本当の私は、そんな人間ではないのに・・・・。
外と内との自分が一致しないことで、空虚感が私をいつも支配していました。


最近思うのですが、まるでかつての私を見るような気がする若者が
とても多いように思います。

一見いい人風。
本音を言わないので何を考えているのか分かりにくい。
変なプライドは高く、でも打たれ弱い。



これは一概に本人だけの責任ではなく、生きて来た環境、また訓練、
経験をしていないことによる弊害もあると思います。



私がナオミで仕事をするようになって、約18年ほど経ちますが
本当によかったなあと思うのは、私のこのコンプレックスを仕事が
解消してくれたことです。



仕事は私を鍛えてくれました。
まさに、訓練、修業でした。



できないことをできないと言う勇気。
厳しいことを言われても、めげずに心を立て直すこと。
いい人であろうとしなこと。
逃げずに立ち向かうこと。



なによりも先代の理不尽さが一番私を強くしてくれました。
理屈の通らないことに波立つ心をいかに素早く納めていくのか。
特にその訓練は、私の心を強くしてくれました。



もし、今私のようなコンプレックスで悩んでいる若い人が居たら
伝えたいことがあります。

会社は、自分を改革していくにはものすごくありがたい場所です。
特に理不尽な上司がいるとラッキーな環境ですよ。(笑)



どうか逃げ出さないで下さい。
時間はかかるかもしれませんが、訓練をすれば必ず強くなります。
体と一緒で、心もトレーニングが必要で、経験がなければ強くなりません。



時間が経ってその当時のことを振り返ったとき、なんだ~あんなことで
悩んでいたのかと思います。

心が強くなると結果、少々のことでいちいち揺れないので、自分が楽になります。
生きると言うことは、こだわりを捨て、いかに心を身軽にして行くかのか
がテーマでもあるように思えます。



今はその当時のひ弱な私の面影はみじんもなくなってしまいました。(笑)
今の私しか知らない人は、誰もが「またまた冗談を~」と笑い飛ばして
信じてくれないでしょうけど、でも本当なんですよ。

私は、ヘタレだったんです。







●スカパーのビジネス、経済専門チャンネル 日経CNBCで
 当社のことが取り上げられました。
 
 ナオミの強みがおわかりいただけると思います。


 http://choujin.jp/corp/presentation.aspx?item=379&g=1
 

 
●先日、「覚悟の瞬間」というネット上の番組に私のことを
取り上げていただきました。

お時間のあるときに、一度訪問していただければうれしいです。
インタヴュー形式で自分が覚悟したときのことを話しています。

特に、子供さんをお持ちの方にはご覧いただきたいです。

http://www.kakugo.tv/index.php?c=search&m=detail&kid=46

 

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