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◆ナオミの充填物語 ビフォー・アフター◆ VOL.0058(2011年10月号)  
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 充填機のナオミ ━━┛

今月のテーマは「映画『ツレがうつになりまして。』」

先日、時間があったので 「ツレがうつになりまして。」と言う映画を観ました。
この映画は、最近公開され、テレビで宣伝していたときから観たいなあと思っていたものでした。

サラリーマンの夫(ツレ)が、激務でウツ病になり、漫画家の妻の支えでウツを乗り越え、お互い成長していく夫婦愛のストーリーです。

私は、上映中、何度も声が出そうになるのを押さえながら涙を拭き拭き観ていました。というのも、私の娘が不登校だったとき、軽いウツ状態だったので、きっとこんな気持ちで過ごしていたんだろうなあと思ったからです。当時の私は、娘を責めてばかりいて気持ちを分かってあげることはなかなかできず、理解するまでに随分時間がかかりました。

例えば、朝になると具合が悪くなって体が動かない娘に、やる気がないからだと言ってみたり、言葉には出さなくても学校へ行かないことに不満である態度をはっきり出したり、私が辛い思いをするのは、娘のせいだと責任転嫁していたり、家に居ても娘にとっては針のむしろ状態でした。

不登校であることは、みんなと同じようなことができない自分に、すっかり自信をなくしてしまって自分自身を否定し責めている状態です。元気になるためには、ありのままの自分を受け入れていくことが必要になります。それには、突っ走っている高速道路を下りて、地道を歩いて行くくらいのゆっくりとできる休養時間が絶対に必要です。(映画では、人生の夏休みとありました。)

それなのに一番理解してほしい親が、不安になり受け入れられなくてそれを許さない。
当時の娘の、孤独で、悲しくて、寂しくて、苦しい思いがヒシヒシと伝わって来て、涙が止めどなく溢れていました。

思いもかけない出来事を受け入れていくことは、大変なことです。
映画ではツレの妻が、ウツを受け入れてだんだん逞しく強くなっていくのですが、その過程は共感できるところでした。

私も長い時間を経て、ようやく娘が「ただ生きていてくれればいい!」と思えたとき、少々のことでは揺れない自分になっていましたので・・・。

辛いことや苦しいことは一見、悪いことのように思えますが、渦中を過ぎ、ふり返るとその辛さや苦しさがあったからこそ、相手の気持ちに気付けたり、自分自身が成長できたりするんだなあと思います。それは、仕事においてもそうでした。先代の社長である父との確執は、今では私の力になっています。理不尽だらけの行動、発言に耐えて頑張って来たことも、強い自分を作ってくれことに間違いありません。

生きていると本当にいろんなことがあります。
いろんな出来事は、自分にとって意味があって、特別に用意されたことだと私は思います。だから、ちゃんと引き受けて生きて行きたいと思います。



追伸

結局、映画の最後ツレは治ったわけではないのですが、ウツを引き受けてウツと共存して行きます。ウツにとらわれない生き方。原作には、ツレは、ウツになって初めて自分の弱さに気付き、妻は自分がしっかり生きて行くためには明るい考え方をして、前向きに生きていかなきゃいけないことに気付いたと書かれています。

そして、お互いにとって、ツレの病気が財産になったとありました。

スカパーのビジネス、経済専門チャンネルの日経CNBCで当社のことが取り上げられました。ナオミの強みがおわかりいただけると思います。

また先日、「覚悟の瞬間」というネット上の番組に私のことを取り上げていただきました。
お時間のあるときに、一度訪問していただければうれしいです。インタビュー形式で自分が覚悟したときのことを話しています。特に、子どもさんをお持ちの方にはご覧いただきたいです
覚悟のときのWebサイトはこちらから