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◆ナオミの充填物語 ビフォー・アフター◆ VOL.0138 2018年10月号
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「 関わる楽しさ 」
ナオミでは、社員同士の交流を深めるために、毎年イベントを開催しています。
今年は、恒例のイベントの他に、新しいものを2つ増やしました。
社員旅行、忘年会、BBQ以外に、遠足(ラフティング)、お花見です。
また、それぞれのイベントの内容を充実するようにしました。
その大きな目的は、他部署の人とのコミュニケーションを図ること。
それともうひとつ、単なる参加者ではなく関わることがいかに大切かを
知ってもらいたいからです。
だから、みんなにどれかのイベントの担当を自ら選択してもらいました。
私は今年、どのイベントのミーティングにも参加しています。
ある意味、社員教育の場だと思っているからです。
やっつけではなく、みんなで意見を出し、より良いものを目指して、
丁寧に作り上げていくこと。
そのことをイベントを通して学び、仕事にも生かして欲しいと思っています。
例えば先月行ったBBQは、さらに楽しいことをしようと、
今年は模擬店をプラスして、呼び名も「文化祭」に変えてみました。
輪投げ、射的、ボールすくい、コイン落とし、腕相撲などを行いました。
コンセプトは、社員やパートの方だけでなく、社員の家族を招いて十分に楽しんでもらえること。
そして、その人たちをいかに喜ばせるかを、メンバーの人たちと数回ミーティングを重ねて考えていきました。
単に毎年行っているからBBQをするのではなく、コンセプトを作り、
それに沿って考え作ることは、作る方も楽しくやりがいがあったのではないかと思います。
事前に、手作りのポスター(社員の子どもさんが書いてくれたものもありました)も社員に協力してもらって作り、
社内のあちらこちらに貼ったり、招待状を作ったり、みんなに当日への楽しみな気持ちを盛り上げたりもしました。
当日は、思った以上にみんなが楽しんでくれて、
メンバーも満足度は高かったと思います。
またBBQが終わったあとも、来年にむけてのミーティングをしたり、
アンケートを取ったり、メンバーが最後まで丁寧に頑張ってくれました。
以前のナオミのイベントは、「担当になったからやらないといけない」
というような義務的な感覚があったのではないかと思います。
担当する人がまず、あまり楽しくない。
やらされ感や負担感がある。
会社行事なので、当たり前のことをこなしているだけ。
止めるという選択肢もない。
イベント行事はこんなものなのかなあと思っていましたが、
関わることが特に自分にとってどれだけ大切なことなのかを
教えてもらった出来事があって、それから考え方が変わりました。
それは、今年5月にみんなが祝ってくれた還暦パーティの
舞台裏の話を担当メンバーから聞いたことがきっかけでした。
還暦パーティのコンセプトが、
「社長をどれだけ泣かせることができるか」だったこと。
ここに大きなみんなの目標があった。
そして私の喜び、感動のためにどうしたらいいのかを
みんなで必死になって考えてくれた。
かなり前から、何度もミーティングを繰り返したそうです。
その過程は楽しくて、仕方なかったそうです。
こんなことしたら、私が大喜びするんじゃないかと
アイディアがどんどん出たらしく、強制されている感はなく、
自発的にそれぞれが粛々と動く。
(その間、私は全く気がつくこともなく、当日を迎える訳ですが。(笑))
そして、当日大成功で、もちろん私は涙、涙。
みんなも涙、涙。
大満足の一生忘れられない還暦パーティでした。
この話を聞いて、私を喜ばせるために一丸となったみんなの
姿を想像したときに、なんて素晴らしく素敵な仲間なんだろうと思いました。
「誰かの喜びのために」が、みんなの一致した目標になったときに、
チームは大きな力を発揮することを教えてもらいました。
そしてそれは、準備する側も参加する側にも、大きな感動を与えることも。
こんな風にしてひとつひとつ丁寧に準備をし、みんなと相談し、共有しながら、
自分ごととして楽しみつつ頑張る。
それがどれだけ人にいい影響を与えてくれるのかを教えてもらったので、
私はみんなに伝えたいと思っています。
外野は面白くないよ。
だから関わろう。
あなたの人生を楽しくするのは、当事者になること。
当事者はリスクや大変なこともある。
でも反面、楽しいことややりがいや、満足感もある。
できれば観客席でヤジを飛ばすのではなく、試合に出て
自分でプレーしてみよう。
その方が何倍も豊かで清々しい。
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