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◆ナオミの充填物語 ビフォー・アフター◆ VOL.0090 2014年7月号  
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 今月のテーマは・・・・。

「 ぶっちゃけトーク 」

若い人たちと「学び舎 傍楽」を通して、
話す機会が増えています。

そのときに、たびたび耳にすることがあります。
「自分のことを本音で話す場所が無く、でもそういう場所を探していた」と。

傍楽では、そんな若い人の声に応えることができるようにしていきたいと
考えています。

その、ひとつとして、「ぶっちゃけトーク」と言うイベントを7月に2回開催しました。
参加者は6~8名ほどの大学生と1~2人の社会人です。

自分が今話したいこと、困っていること、などをテーマにして順次
本音で話してもらうと言うものです。
簡単に言えば、明石家さんまの「踊るさんま御殿」のようなものです。(笑)
話をするときのルールは、「人の話を否定しない」です。

これまでの話では、
・親のこと
・部活での人間関係のこと
・就活のこと
など、いままで誰にも話したことがなかったという結構ディープな話もあります。

すごいなあと思うのは、一つのテーマについてみんな本気で自分の意見を
言い、聞いていた人もそれをヒントにして気づきを得ていることです。

そこに参加していたある女の子が、後日、
「個人的に話をしたいのですが再度訪問していいですか?」
と連絡をくれました。

彼女は、就活で悩んでいたのです。
いくらエントリーしても落ちてばかりでどうしたものか・・・。
でも、ぶっちゃけトークに参加して、自分が落ちる理由に気がつきましたと言うのです。

彼女が言うには、
それまでは受かるために会社側に合わせた答えを考えて話をしていた。
だから、ダメだった。
ありのままの自分を出せばいいのだと気がついた。

それからはエントリーシートに、今の自分の考えがなぜそうなっていったのかを
正直に書いた。

弟の不登校のことで母の言動が変わり、家族の関係がよくなったこと。
母が頑張って自分を変えてくれたことに対して尊敬していること。
自分も母のように生きて行きたいと思ったこと。

など、お母さんの生き様が彼女に強い影響力を与えていることを
正直に面接で話したと聞いて、これは大丈夫だなあと私は思いました。

それから彼女は、「もう全然焦らないですし、来年までにゆっくり探せば
自分に合った会社が、きっとあると思えるようになりました」と
にこやかで、やわらかな笑顔を見せてくれました。

たった1回のぶっちゃけトークで、彼女は大事なことに気づき
信じられないくらい成長してしまいました。(笑)
若い人の変化、成長ぶりにはびっくりしてしまいます。

そう言えば私には二十歳のころ、尊敬する人がいました。
その人が、言ったことでずっと忘れない言葉があります。
「すべては必然。無駄なことはなにもない。」
その言葉を初めて聞いたとき、頭がボーっとなりました。
そんな考え方があるんだと強い衝撃を受けました。
この言葉は、辛いときにどれだけ私を支えてくれたかわかりません。

何か意味があって全ては起こっている。
これは私の考え方のベースになっています。

20歳前後のころは、とても多感なときです。
出会う人によって、考え方が大きく変わります。
尊敬できる人に出会えた人は本当にラッキーだと思います。

自分が迷ったとき、道を指し示してくれる人があなたにはいますか?
自分の弱さを吐ける人がいますか?
あなたのことを本気で叱ってくれる人がいますか?

私は、微力ながら誰かにとっての、そんな存在になりたいと思います。
私は、助けてもらったその恩を誰かにお返ししたいと思っています。

人はひとりでは生きてはいけません。
仲間がいて励ましてくれたり、寄り添ってくれたりするからこそ
なんとか、かんとか乗り越えて行けるものだと思います。

そんな輪が広がっていけば、一人ではないと、心丈夫に生きていける
人が増えるのではないかと思います。

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