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◆ナオミの充填物語 ビフォー・アフター◆ VOL.0086 2014年2月号
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今月のテーマは・・・・。
「 学び舎 傍 楽 (まなびや はたらく)」
去年のメルマガ11月号「 思いは実現する 」のその後のお話です。
すでにお読みいただいた方はお分かりとは思いますが、簡単に
改めてお伝えしたいと思います。
15年ほど前、私の2人の子供の不登校を通して、
多くの若い人たちや親が生き方に迷っていることを知りました。
そのことがきっかけで、私の経験を話すことで、何かお役に立つことは
できないだろうかと思うようになって行きました。
そして去年、機が熟してようやくチャンスをいただき大阪の高校で
「働くこと、生きること」をテーマに出前授業を始めました。
その結果、私の活動は非常に求められていることが分かり
発信をしていく必要性を強く感じたのです。
それで4月くらいを目処に、私の社会貢献の情報発信をする
ホームページを立ち上げることにいたしました。
名前は
「 学び舎 傍 楽 (はたらく)」
傍楽は、傍を楽にする=働く と言う意味です。
仕事は、自分が動くことで人を幸せにしたり、楽にしたりするものだと
思っています。
これからは、若い人たちと働くとはどういうことなのかを、一緒に考える
ことをしたいと思っていますので、このネーミングはとても
自分の気持ちと一致しました。
ここでは、働くことを通して生き方を学べる環境を作り、本気で
生きることがどういうことなのかを伝えていければと思っています。
出来上がりましたら、またお知らせさせていただきたいと思います。
さて、出前授業で私は、考えてしまうことがたくさんありました。
まず驚いたのは、働くことについて大学、高校ではほとんど
教えてもらうことがないということです。
大人になる準備もないまま、知らされないまま、覚悟もないまま
得体の知れない社会で適応するのは、難しすぎるなあと思います。
挫折するのも当然だし、心を病む人がいるのも仕方のない事だと思います。
いつも答えのある世界である学校から、いきなりほとんど答えのない
世界、社会に迷い込んで、どうしたらいいのか途方にくれているのが
今の多くの若い人たちの感覚なんだと思いました。
もし、高校のときから、授業の中で働くこと、会社のこと、生きること
を取り入れて、しっかり学び免疫をつけていけばかなり状況は
変わるだろうと思います。
なぜなら、私が出前授業の際の生徒さんからのアンケートに次のような
ことが多く書かれていたからです。
「今まで、なんとなく生きてきてしまいました。
これでは、ダメなんだと思いました。自分の人生をもっと
真剣に考えてみたいと思います。」
ただ、きっかけがなかっただけで、きっかけがあればいくらでも
しっかり考えていける人たちなんだろうと思ったのです。
だったら、その機会を作らなければならないと思うのです。
その働きかけを私は実行して行きたいのです。
知らないままに社会に出て、うまく行かないで悩んでしまっている
若い人たちを一人でも減らすために。
そんな話をいろんなところで喋りだしたら
驚くことに、同じ考えを持つ、社会に出て数年経った若い人が、
どんどん集まり始めてきたのです。
「私もそう思っていたんですよ。」と。
けれども、一人ではなかなかできないし、限界がある。
だったら、同じ気持ちの者が集まって、社会貢献ができれば
うねりとなり、輪が広がって若い人たちの役に立つことが
できるのではないかと思い、「傍 楽」に至ったわけです。
私は、会う人、会う人に、この話をしています。
そうすると、面白いくらいいろんなつながりができて
きました。思っているだけではだめだなあ、口に出して
やりたいことを言うことで、思わぬ展開もあるんだなあと
思いました。
誰かのために役立ちたいと思っている人はたくさんいるのですが、
その場がなかったり、仲間がいなかったりで実現できないんだと
思います。
いろんな人が集まれば大きな力になります。
できないとあきらめていたことも、力を合わせればできます。
しかも、人の役に立つことであればなおさらです。
この「傍 楽」の輪が、全国に広がって、若い人だけでなく
いろんな年齢層の人が、かかわって、お互いが支え合い、
生きることが楽になったり愉しくなったりすればどんなに
いいだろうかと思います。
この前みつけた ヘレン・ケラーの言葉です。
「人生がもっと面白くなるのは、他人のために生きている時です」
ほんとうに、そのとおりだと思います。
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