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◆ナオミの充填物語 ビフォー・アフター◆ VOL.0064 2012年4月号  
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 充填機のナオミ ━━┛


 今月のテーマは・・・・。

「  経営者の絶対使命  」



今年に入って、充填機の出荷台数がかなり増えて
マンパワーが足りない状況になって来ました。



今、ナオミのみんなは誰もが120%の力で仕事を
してくれています。この状態を続けていくことは、
あまりにも負担が大き過ぎるので人を採用することに
しました。



当社では、全国を営業マンが5人で受け持っています。

・たった5人で出来ていたのは、営業マンが納品に
 行かなくてもお客様が簡単に設定できる機械であること。

・シンプル構造なので、クレームがほぼないこと。

・修理が発生しても、サービスの人間が行かなくて
 代替機で対応できること。



このように、人手がかからないようなシステムが
出来ているからですが、それでも引き合いがどんどん増えて来て、
いよいよ人が居ないとダメだという状態になってしまいました。
この時代に、本当にありがたいことだと思います。



そこで、営業マンを3人新たに採用することにしました。
面白いことに募集をかける時期によって、来る人の
傾向があります。



会社の土台作りの時期は、会社を引っ張ってくれる
特別な能力を持った人が入って来てくれ仕組み作りを
してくれました。



少し成長し始めた時は、売上のカサを上げるためにいわゆる
トップセールスマンが入って来てくれました。



次の段階はナオミの思想が理解できて、そこそこ売ってくれる人たちです。



なぜなら、いつまでもめったにいない特殊な能力の人を
探し続けることはできないし、またそういう能力に頼るのは
危ないことだからです。



仕組み作りが確固たるものになれば、真面目にしっかり営業の
勉強する人がちゃんと売れるようになります。
そうなることが、ナオミの次のステップだと思っています。



私は、ナオミをしっかり根の張った老舗にしたいと考えています。
永続的になるためには、ナオミの思想を受け継げる人たちが
居てくれることが必須です。



思想が働いている人たちに浸透していないと、いつか目先のことに
惑わされて崩壊していくと思います。



何のために、会社が存在しているのか・・・・。
そのことを、働く人たち誰もが分かっている必要があります。

それから、もうひとつ大事なこと。
ある老舗の社長に聞いてなるほどと思ったことがありました。



「老舗は、時代に合わせて変化ができたからこそ、

              老舗としてあり続けれるのです。」と。



時代が求めることにいつもアンテナを張り、そのニーズに
応えていくこと。うまく行っているからと傲慢になり、
怠慢にならないことであると思います。



そう考えると会社は、常に努力をし続けなければならないものだと
思います。そして、会社にとってどうなんだろうという視点で
いつもものごとを考えれる人の集団でなければ、強い会社には
ならないと思います。



会社は生き物だなとつくづく思います。



自分勝手な人が一人でも居ると、そこから崩れ出してくる。
だから会社を守るために、かつて私は幾度となくそんな人を
見送りました。



会社を守ること = ナオミのみんなを守ること



それが私の絶対使命ですから仕方のないことでした。
一見、私の判断は非情に感じた人もあると思います。
私にすれば、先を見てみんなのことを考えてのことでなんですが、
理解してもらえないこともあるとは思います。



でも、それが経営者を引き受けた人間の当然の定めだと思っています。



願わくば、みんながナオミのことを好きで、誇りに思ってもらえるよう、
心豊かに、幸せになれるよう、これからも私ができる限りのことを
行っていきたいと思います。





 
●スカパーのビジネス、経済専門チャンネル 日経CNBCで
 当社のことが取り上げられました。
 
 ナオミの強みがおわかりいただけると思います。


 http://choujin.jp/corp/presentation.aspx?item=379&g=1