┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
◆ナオミの充填物語 ビフォー・アフター◆ VOL.0050 2011年2月号
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 充填機のナオミ ━━┛
「 本気ですれば・・・・ 」
最近読んだ本の中にへ―と思った箇所があったので紹介します。
・・・・・抜粋・・・・・
長嶋茂雄元巨人軍監督が監督時代に
東京ドームの監督室に掲げていた、
明治大正昭和の思想家、後藤静香さんの詩です。
本気ですれば
たいていの事はできる
本気ですれば
なんでも面白い
本気でしていると
だれかが助けてくれる
人間を幸福にするために
本気ではたらいているものは
みんな幸福で
みんなえらい
天才肌の長嶋さんには意外な感じもするけれども、
全力で投球している長嶋さんにお似合いの詩でもあります。
・・・・とその本にはありました。
自分に置き換えて考えてみました。
私は本気で生きることがどんなことなのかを
仕事を通して日々学んでいるように思います。
「本気ですればたいての事はできる」
私は、ナオミで8年ほど営業をしていますが、入社するまで
営業をしたことはありませんでした。
前社長(私の父)から営業に行け!とある日突然言われて、
その日から私は営業の仕事をすることになったのです。
今ではみんなにまさか~!と言われますが、
私は人見知りをする方で初対面の人と話すのが苦手でしたから、
営業なんてできるはずないと思ってました。
でも私にはノ―という選択肢はありませんでした。
ともかくやるしかなかったのです。
営業のノウハウを一切教わったことのない私は、
試行錯誤しながら必死に自分流の営業スタイルを作って行きました。
そのときの自分を振り返ると、本当に全力で仕事をしていました。
「本気ですればたいていの事はできる・・・・」
確かにそうだと思います。
そのうち、私は営業が楽しくて仕方なくなりました。
考えてみれば営業をしていたからこそ、たくさんの方に会えて
いろんなお話が聞けました。
営業をしていたからこそ、お客様の喜んでいただく姿を
目の前で見ることができ、幸せな気持ちになれました。
営業をしていたからこそ、本気でもっと役に立つ商品を
作ろうと思うようになりました。
「本気ですればなんでも面白い・・・」これもなるほどと思います。
「本気でしているとだれかが助けてくれる」
これも私は、何度も何度も実感したことでした。
私は前社長と考え方が相反するため長い間、
ことごとく対立していました。
「今の社長のやり方では会社はだめになる。
いつか必ず私が経営者になって、利益第一主義ではなく
社員第一主義の会社を作ろう」
と、7年前に決心したときは、私の考えを理解してくれる人は
誰もいませんでした。
ひとりで考えてやるしかない状況がずっと続きました。
そのときの私を今ふり返ると、120%の力を出し続けていたと思います。
どんなに壁にぶつかっても絶対にいい会社を作るために
あきらめないと強く思っていました。
そんな私の姿を見ていて、応援してくれる人が現れて、その数が
ありがたいことに徐々に増えていきました。
また、その時期、どうしても乗り越れないと思えるような壁にぶつかると
考えられないことが起きて、一気に解決してしまうことも何度もありました。
なにか目に見えない大きな力が助けてくれているような感じがしました。
本気で仕事をすると、最初はとてもしんどいです。
でもいずれ、必ず新しい自分や素晴らしい景色に出会えます。
そして、今まで知らなかったたくさんのことを知ることができ
人間として豊かに深くなって行くように思います。
手を抜いて、適当に生きていてはそれは絶対に味わえないと
私は思います。
そう思うと、せっかく生きているのに本気で生きないと、とても
損だなあと思うのです。
長嶋さんもきっと巨人軍の人に、もったいないから本気で頑張れと
言いたかったんでしょうね~。
●スカパーのビジネス、経済専門チャンネル 日経CNBCで
当社のことが取り上げられました。
ナオミの強みがおわかりいただけると思います。
http://choujin.jp/corp/presentation.aspx?item=379&g=1
●先日、「覚悟の瞬間」というネット上の番組に私のことを
取り上げていただきました。
お時間のあるときに、一度訪問していただければうれしいです。
インタヴュー形式で自分が覚悟したときのことを話しています。
特に、子供さんをお持ちの方にはご覧いただきたいです。