業界初の構造で省スペース・高洗浄性・低コストを実現 1度に従来品の4倍の充填可能 1台で多様な食品に対応する マルチ縦型4連ピストン充填機を「FOOMA JAPAN 2018」に初出品
〜充填作業の人手確保が難しい食品業界からの要望で、製造ラインの省人化に貢献~
2018年5月29日
株式会社ナオミ
小型充填機のNO1企業、株式会社ナオミ(本社:大阪府箕面市 代表:駒井 亨衣)は、1度に従来品の4倍の充填が可能で、1台で多様な食品に対応する「マルチ縦型4連ピストン充填機」を、6月12日から15日に東京ビッグサイトで開催される「FOOMA JAPAN 2018 国際食品工業展」に初出品します。
業界初の構造で、省スペース・高洗浄性・低コストを実現しました。食品を容器に詰める充填作業の人手確保が難しい食品業界からの要望を受け商品化。食品製造ラインの省人化に貢献します。一般発売は10月10日(充填の日)を予定しています。
労働人口減少により省人化を目指す食品工場の声に応えて
労働人口の減少により食品業界でも省人化を目指す企業が増加しています。4~5年前より、主に中規模以上の食品工場で、既設のベルトコンベアの生産ラインで一気に充填できる充填機への注文が増えていました。今まではシングルのピストン充填機を4個から6個並べて特注機を作ってきましたが、サイズが大きくコストが高くなっていました。また、アレルギーや衛生管理対策で洗浄性へのニーズも高まっています。そこで、コンパクトかつ低コスト、効率よく大量に充填できて洗浄もしやすい機械を目指し、約1年をかけて商品化しました。1日で5000個以上同じ製品の充填をするような食品工場の機械化や省人化に貢献します。
サイズは従来品の半分以下、価格は7割を実現。ニーズの高い洗浄性もアップ
最大230㏄のシリンダーを4連縦型に配置し、1分間に最大20ショットの充填が可能です。従来のマルチピストンタイプは、シリンダー1つに切換え弁が1つ付いているのが主流でしたが、同商品は、1つの円盤型プレートで4つのシリンダーを制御することを可能にしました。この業界初の構造により、サイズは一般的なマルチピストン充填機の半分以下。価格も7割程度を実現しています。また、シリンダー部分と、電気制御部分を完全に分離したことにより充填部分を一気に取り外して洗浄可能になりました。
1台で多様な食品に対応
1台で、調理味噌などの中粘度物をホッパーに入れて充填(ホッパー内の液面制御も可能)、ケチャップなどの低粘度物は直接原料タンクから吸い上げて充填できる仕様です。また、従来のエアーシリンダー充填機では難しかった、1製品に対する2度打ちや、1つ飛ばしの間欠運転など多様な充填方法が可能に。各種エアシャッター・カットノズルの装着も可能なので、もずくなど切れにくい食材など様々な充填物・容器に対応可能です。
<会社概要>
名称 | 株式会社ナオミ |
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代表者 | 駒井亨衣 |
本社 | 〒562-0031 大阪府箕面市小野原東1-2-83 TEL:072-730-2703(代表) FAX:072-730-2777 |
関東支社 | 〒331-0814 埼玉県さいたま市北区東大成町2-218 サンライト1F |
札幌営業所 |
〒007-0842 北海道札幌市東区北四十二条東9-2-1 1F |
博多営業所 |
〒812-00015 福岡県福岡市博多区山王1-1-32 1F |
URL | |
資本金 | 1,000万円 |
従業員数 |
43名(2018年5月現在) |
事業概要 |
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<お問い合わせ先>
株式会社ナオミ マーケティング・広報室 田中
TEL:072-730-2703 FAX:072-730-2777
Mail:press@naomi.co.jp