┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
◆ナオミの充填物語 ビフォー・アフター◆ VOL.0068 2012年8月号
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 充填機のナオミ ━━┛
今月のテーマは・・・・。
「 チームワークに感動したこと 」
先日、「男の花道」という舞台を見に行って来ました。
大雑把に言うと男の友情をテーマにした義理人情話です。
主役は、中村梅雀(刑事ものによく出ています)と
中村福助(女形歌舞伎俳優)です。
http://www.parco-play.com/web/play/otokonohanamichi/cast.html
(どんなストリーかご興味のある方は、ご覧ください)
舞台が終了したときに一斉にスタンディングオベーションが
始まりました。気迫みなぎる舞台に、多くの人が心を
打たれて感動したんだと思います。
拍手をしながら、私は溢れる涙を止めることができませんでした。
心が打ち震える感覚を覚えたのは、舞台鑑賞では初めての経験でした。
一流の人たちによる本気の仕事。
「すご過ぎる・・・。」それ以上言葉が出ませんでした。
その日はちょうど千秋楽で監督の津川雅彦さんが来ていました。
津川雅彦さんは
「こんないいメンバーに恵まれて幸せでした、みんなに感謝します。」
と泣きながら挨拶していました。
出演者の人の挨拶も同様でした。
その話の中で、一番印象に残ったのは、
「共演している人のために頑張る。」でした。
実は、主役の中村梅雀が2カ月公演の舞台が始まって、
すぐに体調を壊したそうです。
そのことでチームの空気が変わったらしいです。
なんとしてもこの主役を支えないといけないと思ったんでしょうね。
また、そのみんなの気持ちに中村梅雀が応え、素晴らしいチームに
成長していったんだと思います。
お互いを労い、感謝する。
それが口先ではなく、聞いているものの心に響いてくるのは
ほんまもんだったからだと思います。
それから、オリンピックの水泳の男子メドレー。
「康介さんを手ぶらで帰らせるわけにはいかない」と
他の3人がレース前に言っていたと聞いたとき、胸が熱くなりました。
北島が日本の水泳に大きく貢献してみんなを引っ張って来てくれた。
だから今度は自分たちが恩返しをする番だ。
仲間を思う気持ちに、またまた泣けてきました。
今回のオリンピックは日本が、チームワークの国だと実感することが
何度もありました。
チームワークがもたらす力は、自分のためだったら、出ないすごい力が
出ることを実証してくれました。
この人のために、このチームのために頑張る。
なんて美しく、素敵なことだろうと思います。
会社も、やはりチーム力がなければ伸びません。
私は、入社して来た人でナオミに溶け込むのに時間がかかる人に
働く仲間がともかく喜ぶこと、助けになることをいつも考え、
誰よりも先に実行するようにと言います。
最初は意味が分からないようですが、素直に聞いて実行した人は
なんでうまく行かなかったのかが、しばらくすると分かるようです。
ようするに自分中心な考え、行動でしかなかったのに気が付きます。
それをしている間は、仲間は協力をしてくれないし、認めてくれません。
損得勘定なしで人のために動いた時に、今度は相手が助けてくれます。
そうすると自ずと仕事がスムーズに回り始めます。
人はひとりで仕事をしているのではありません。
多くの仲間の協力があってこそできるのであって、そのことに気付かない
うちは、トラブルを常に起こし続けることになり、いずれはみんなの心が
静かに離れて行きます。
そんな人が一人でもいるとチーム力に良くない影響を与えます。
逆に、絶対にいて欲しい人とみんなに思われるような人が
一人でも増えて行くと、チーム力は格段に上がって行きます。
社内の空気が引き締まります。
自分の会社という意識が強くなり、私が言わなくても問題点を
解決しようと自ら動き始める。
仲間を助けようとする動きが活発になる。
など、目に見えて変化が起きて来ます。
今年に入ってナオミはまさにそんな変化が起きています。
チーム力が強化されて来ていることは、本当にうれしいことです。
誰かの力になりたいという気持ちはどんなことよりも尊い心だと思います。
ナオミのみんながそんな気持ちになってくれれば、ナオミは間違いなく
すごい会社になると思います。
●お知らせ
ホームページが一部リニューアルしました。
トップのフラッシュの部分、製品案内の各機種のページが新しくなりました。
一度覗いてみてください~。
http://www.naomi.co.jp/
今後、社員のページを作ったり、楽しんでいただけるページを作っていく
予定です。
●スカパーのビジネス、経済専門チャンネル 日経CNBCで
当社のことが取り上げられました。
ナオミの強みがおわかりいただけると思います。
http://choujin.jp/corp/presentation.aspx?item=379&g=1