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◆ナオミの充填物語 ビフォー・アフター◆ VOL.0030 (6月号)
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 充填機のナオミ ━━┛
今回のテーマは、、、、。
「 さらに意外な展開 」
前回に引き続き京都信用金庫さんの驚きの展開のお話です。
(前回のメールマガジンをご覧になりたい方は
当社のホームページのメールマガジンのコーナーに
アクセスして下さい。)http://www.naomi.co.jp/
先月配信したメールマガジンを高岸さんにも
送ったところ、しばらくして高岸さんが
「えらいことになりました。」と、いつになく神妙な顔でやってきました。
「なんかあったんですか?」と私。
「実は、うちの専務がナオミさんに行くと言ってます。」と高岸さん。
私は、予想もつかなかったことに
「えーーーーーーーーーーーー!!」と
部屋中に響き渡るのではないかと思うような声を出していました。
あのあと、メールマガジンが周りまわって専務さんの目に
留まったのだそうです。
芸能人なみのタイトなスケジュールの専務さんが
私にスケジュールを合わすからとまで言ってくださり、
ほんとうに恐縮してしまいました。
京都信用金庫さんほどの金融機関の専務さんが、まだ取引もない
小さな会社のナオミに、仕事以外の話しでお越しになることは
通常は考えられないことです。
その常識に囚われない行動力に、ある意味すごい人だなと思いました。
そして「いったいどんな話をしたらいいんだろう・・・。」
と不安になりながらも
わざわざお越しくださることが本当にうれしくて、
お会いできる日をワクワクして待っていました。
約束の日が来て、専務さんがお越しになる時間が近づくにつれ
私は、久々の緊張感に、心臓がドキドキでした。(笑)
お会いした専務さんは、専務さんと言ってもまだお若くて、
お年のころなら40代後半でしょうか・・・。
圧倒的な存在感と、オーラを放っておられました。
見るからに温厚な専務さんは、「謙虚で、しかし堂々とした方」でした。
ことわざにもありますが、
「実るほど頭をたれる稲穂かな」です。
やっぱりほんまもんの人は違うと思いました。
専務さんは、高岸さんを通して京信さんの理念をきちんと
私が理解していることに、感謝していますとおっしゃいました。
そして私には、おっしゃいませんでしたが、高岸さんに
感謝されていることが痛いほど伝わってきました。
もし私が専務さんの立場なら、自分の思いが社員さんにきちんと
伝わり、実践してくれ,お客さんからすばらしい評価を得る
ことができたら、涙が出るくらいうれしいだろうと思います。
そして感謝の気持ちでいっぱいになるだろうと思います。
「高岸君!!ほんとうにありがとう!!」と。(微笑み)
私は、そのことに感動していました。
すばらしい上司のもとにはすばらしい部下がいる。
私は、自分をもっともっと磨いて、みんなが付いていきたいと
思ってもらえるような存在にならなければと思いました。
それから、専務さんは
「地域の方に役に立つ、あったかいものが感じられる信用金庫を目指しています」
と情熱的に語ってくださいました。
専務さんにお会いできた事は、ほんとうに良い勉強になりました。
上に立つ人間は、やはり熱い思いを語り続けてこそ、
人の心を動かすことができるのだと教えていただきました。
このご縁を作ってくれた高岸さんに、心から感謝をしたいと思います。